つくばの土地を踏まないでっ

研究学園都市つくばと電脳都市秋葉原間約60kmを最速45分で結んじゃう素敵な路線、つくばエクスプレス。そんなTXの主力車両、TX-1000系TX-2000系をマイクロさんが製品化してくれました。前者は直流専用で守谷以南のみの運用、後者は交直両用で全線で運用されております。
製品のプロトタイプはTX-1000系は通常の編成、TX-2000系の方は赤帯が追加された2次車。

んで今回はTX-2000系のみを様子見がてら購入してきました。
さくっと紹介してみようかと思います。


フロントマスク。実車の印象をよく捉えているんじゃないでしょうか。カチッとしていてかっこよく仕上がっています。


パンタまわり。うーん、微妙・・・パンタは相変わらずフニャフニャだし、賑やかな屋根上をうまく再現できてはいるんですが、プラ質感丸出しの白色パーツなので見栄えが悪い・・・

・総評
はっきり言って、6両で定価24400円、1両あたり4000円の価値がある商品ではありません。
まず先頭車。前面ガラスの内側に方向幕シールを貼るためにはライトユニットをばらす必要があるわけですが、そのユニットが接着剤でくっついており尚且つ窓ガラスと干渉していて外れないという。どうしようもないのでガラスの一部をカットして取り外しました。ちなみに窓ガラスもご丁寧に接着剤べったりです(苦笑)。もうこの時点でげんなり。分解、整備をしていれば長く使い続けることの出来る鉄道模型においてそれらが一切考慮されていない設計というのは一体・・・。そして相変わらずシールの品質の悪いこと・・・
次に中間車。
先ほどでも述べたように屋上機器とパンタが・・・。KATOのE531系の方がよほどうまく出来ています。床下の機器も相変わらずかったるい彫りでパッとしない印象を受けます。
波打ち車輪を再現していたり、塗装は綺麗で走りもよく、プロポーション自体も悪くないのに、相変わらずダメダメな部分が多すぎますよマイクロさん。TOMIXのHGと同等以上の価格帯で、この出来というのはちょっと納得いきません。
とまぁうだうだ言ってますけど、製品化されたこと自体がありがたいような車種ですから、どうせTX-1000系の方も買っちゃうんだろうなぁ


ついでに格安で入手した富のキハ58(旧製品)を弄ってましたw

定番加工ですがライトのLED化をば。白色LEDを使用し導光パーツにクリヤオレンジを塗って色分けしてます。これだけでグンとかっこよくなるもんです。富のHGは安定していていいですねーホント。マイクロ製品弄った後だと特にそう感じますわ・・・